2022年03月28日

キッチンが老朽化したときの症状は?リフォームの目安も詳しく解説

キッチンは家族の健康や幸せを支える場所です。老朽化したと感じたときには、早めのリフォームを検討するとよいでしょう。

 

今回の記事では、キッチンが老朽化したときに見られる主な症状や、キッチンのリフォームをするタイミングについて詳しくご紹介します。リフォームを検討している方は、この記事を参考にしてください。

キッチンが老朽化したときに見られる主な症状

キッチンは料理を作る部屋のため、他の部屋にはないさまざまな設備が置いてあります。ここではキッチンが老朽化したときに見られる主な症状について見ていきましょう。

 

水漏れ

トイレや浴室と同じように、キッチンにも水回りの設備を設置しています。老朽化が進むと、ゴムパッキンが劣化したり排水管のナットが緩んだりしてしまいます。

 

水漏れを放置したままにすると、カビが発生して部屋全体の腐食が進んでしまうでしょう。基礎部分にまで腐食が進むと、大規模な修繕が必要です。水漏れが頻繁に発生する場合にはリフォームの検討をおすすめします。

 

汚れの蓄積

キッチンでは調理のために油や火を使用します。きれいに掃除をしても、汚れは少しずつ蓄積してしまうでしょう。調理中にこぼれた調味料や油などが床やシンク付着してしまい、腐食が進むこともあります。

 

コンロの周りの汚れが蓄積すると、火がつきにくくなってしまいます。また汚れを放置したままにすると、コンロの火が汚れに着火する恐れもあるでしょう。汚れが目立つようになったら、リフォームの検討をおすすめします。

リフォームをするタイミング

一般的にキッチンのリフォームをするタイミングの目安は10年~20年といわれています。ただし状況によっては、早めのリフォームが必要な場合もあるでしょう。ここでは設備ごとにリフォームをするタイミングをご紹介します。

 

シンク

シンクの耐用年数は10年~20年です。サビが目立つようになったり、磨いても汚れが落とせなくなったりしたらリフォームを検討しましょう。最近のシンクはシステムキッチンのようにワークトップが一体になっているタイプやIHのタイプなどがあり、シンクのみの交換が難しい場合があります。シンクのリフォームを検討する場合は、全体の交換が必要なのかを確認しておくのがよいでしょう。

 

コンロ

コンロの耐用年数は10年~20年です。ガスコンロの火が着きにくくなったり、着火してもすぐに消えたりする場合にはリフォームを検討しましょう。不完全燃焼をしていたり、ガスのニオイが部屋に充満したりする場合、放置したままにすると火災などの事故を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。

 

故障していなければ使い続けることもできます。ただし年月が経過したコンロについては、販売終了によって部品がなくなる場合もあるでしょう。

 

レンジフード

レンジフードの耐用年数は10年~15年です。レンジフードの周りの汚れが目立つようになったり、モーターやファンから異音が聞こえるようになったりしたらリフォームを検討しましょう。

 

レンジフードは故障をしていない場合でも、性能が少しずつ下がることがあります。レンジフードにはコンロから上がった熱気や湯気を集めて外に追い出す役割がありますが、長期間使用すると油汚れや水滴がプロペラに付着してしまいます。

 

定期的に掃除によって取り除くことも可能ですが、汚れが残ってしまうとダクトが目詰まりを起こす可能性もあるでしょう。レンジフードの換気効率が悪くなったと感じたなら、早めの交換をおすすめします。

 

排水管

排水管の耐用年数は10年です。ただし使用する素材によって耐用年数は異なり、塩化ビニール管や鋳鉄管なら長期間の使用も可能でしょう。

 

排水管には水だけではなく、さまざまな物質が流れます。キッチンでは料理の残りカス、油、洗剤などを流すこともあるでしょう。汚れやゴミが排水管に付着すると、水が流れなくなることがあります。また調理後の油など、熱いものをそのまま排水管に流すと、劣化が進む危険があります。水漏れ、つまり悪臭などのトラブルが発生するようになったら、早めのリフォームを検討しましょう。

キッチンのリフォームにかかる工事期間

キッチンのリフォームを検討する際に気になることとして工事期間があります。工事中はキッチンの使用が難しいため、生活に影響が出ることもあるでしょう。

 

キッチンのリフォームにかかる工事期間は施工内容によっても異なりますが、キッチンの入れ替えや交換の場合には2日~1週間です。またキッチンの内装のリフォームをする場合には1週間はかかるでしょう。

 

キッチンのリフォームにかかる工事期間は天候によっても変わります。梅雨、雪、台風などの天候不順があると、建材の調達が遅れることもあるでしょう。通常よりも工期が長くなる場合があるため、大掛かりなリフォームを検討している方は、気候のよい時期を選ぶのがおすすめです。

まとめ

キッチンが老朽化すると、水漏れや汚れの蓄積などのトラブルが生じます。放置したままにすると大掛かりな修繕が必要になるため、早めにリフォームを検討しましょう。キッチンの耐久年数は10年~20年ですが、トラブルの箇所によっては耐久年数が短くなることもあります。

 

キッチンに不具合が生じたときは、早めにリフォーム会社に相談するとよいでしょう。「有限会社山下サッシトーヨー住器」では「老朽化対応リフォーム」や「高齢化対応リフォーム」をメインに、こだわりのリフォームを提供しています。淡路島周辺でキッチンのリフォームをお考えの方は、「有限会社山下サッシトーヨー住器」にお問い合わせください。