2022年04月04日

老朽化で外壁リフォームを考えるタイミングは?メリットなども解説

外壁が老朽化しはじめたら、早めのタイミングのリフォームがおすすめです。外壁がはがれて落ちるような危険を回避でき、早いうちなら工費も安く抑えられるからです。リフォームの種類もいくつかあるので、それぞれの特徴も知っておきましょう。ぜひ外壁をリフォームして、見た目だけでなく快適な住まいを作ってください。

老朽化した外壁のリフォーム方法と種類

老朽化した外壁は、放置するとはがれ落ちるなどの危険性があるので、早急にリフォームを考える必要があります。外壁のリフォームにはいくつか種類があり、費用も違います。まずはどのリフォーム方法が向いているのか、特徴をみながら確認していきましょう。

 

重ね張りでリフォーム

重ね張りリフォームは、古い外壁の上からサイディングやタイルを新たに張る方法です。張り替えよりも端材が出づらく、作業もスムーズに進行します。しかし、かかる費用はサイディングの種類に左右されます。サイディングでは窯業系が値段も安くポピュラーなタイプで、一番高価な樹脂系は劣化や退色の心配がありません。

 

張り替えでリフォーム

張り替えリフォームは、古い外壁と下地を外し、骨組みだけにしてから、新たにサイディングを張る方法です。元の下地から張り替えるので、老朽化が激しい外壁に向いています。費用は200万円からですが、重ね張りリフォームと同じように、張るサイディングの種類によって値段と効果は違います。

 

塗装でリフォーム

老朽化した外壁を一番安く処理したいなら、塗装が便利です。先に高圧洗浄で汚れを落としてから、下地と上塗りを行います。塗料の種類には、フッ素樹脂、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂などがあり、こちらも使う塗料によって費用は大きく違います。塗料を選ぶなら、耐久性や塗り替えの頻度も考慮して、安さだけで選ばないように注意しましょう。

 

シーリング打ち替えでリフォーム

シーリング打ち替えリフォームが必要な理由は、建物が老朽化するとシーリング材の柔軟性がなくなるからです。シーリング材は雨漏りの防止、建物の動きを吸収してくれるなどの働きがありますが、年数が経つと亀裂が見え始めます。固くなったシーリング材は、本来の役割を果たさなくなるため、打ち替えリフォームが必要です。

 

外壁に目立った異常がみられないなら、シーリングの打ち替えは不要です。亀裂ができたときが取り換えるタイミングと覚えておいてください。

老朽化によるリフォームがおすすめの部分は?

老朽化や破損がみられる場合は、リフォームが必要なタイミングです。ただ、老朽化した部分がどこなのかで、リフォーム内容も変わるので注意が必要です。以下に、老朽化した建物でのリフォーム部分などを解説します。

 

外壁などの外周りのリフォーム

外壁塗装などの耐用年数は約20年と長めですが、環境や気候によって劣化のスピードは違います。外壁塗装の場合、足場の工事も必要なので時間も費用もかかります。外壁塗装の料金を安くしたいなら、同時に屋根の塗装も行うなどして、足場費用を一度ですませるのがおすすめです。

 

老朽化した建物は、外壁がはがれて落ちる可能性があります。事故を防ぐためにも、早めに対処しましょう。

 

住宅設備のリフォーム

住宅設備は、とくに水回りが劣化しやすい部分です。耐用年数は場所によって違いますが、10年ほどといわれています。使用頻度が高い場所は、6~7年で劣化が見え始めます。

 

台所やトイレなど使用頻度の高い場所は、突然壊れる可能性があるので、老朽化が進む前にリフォームしましょう。急に工事が必要になったときには、割増料金になる可能性も考えておいてください。

 

床や壁などの内装をリフォーム

床や壁は老朽化が目に見えやすい部分です。床材は種類にもよりますが、耐用年数は約10から15年とされます。台所や洗面所などの水回りは耐用年数が短くなるので、10年を目安にリフォームするのがおすすめです。床がフローリングの場合は、コーティングをすると耐用年数が延びるケースもあります。

老朽化した家をリフォームするメリットは?

リフォームは建て替えとは違い、壊れた部分だけを修理できるため、建て替えよりも工費が安くなるのは大きなメリットです。老朽化した家の雰囲気をそのままに、住みやすい家が作れるのもリフォームのメリットとなります。

 

住み慣れた家に住み続けられる

住み慣れた家は、たくさんの思い出が詰まった場所です。建て替えると思い出も消えてしまうのが欠点です。そんなときにはリフォームをすれば、最低限必要な部分を新しくするだけですみます。古い家屋であればなおさら、見た目を変えずに新しい設備を利用できるのはメリットでしょう。

 

築よりも安くすむ

リフォームは老朽化して壊れた部分だけを直すため、新築よりも費用が安くすみます。小規模のリフォームであれば、建築確認申請などの手間がいらないのもメリットでしょう。外壁の塗装も劣化初期の方が費用を抑えられるので、早めのリフォームがおすすめです。

外壁リフォームの金額の目安

外壁リフォームをするときには、ある程度金額の目安を知っておけば、悪徳業者に引っかかる可能性が減ります。シーリング打ち替えであれば、費用は20から40万円で可能です。一番高いリフォームに「窯業系サイディング張り替え」などがありますが、こちらは150から250万円と相場も高くなっています。相場を知ることは大切なので、できれば相見積もりを取るなどして優良な業者を選びましょう。

まとめ

老朽化した外壁のリフォーム方法の種類や、リフォームするメリットなど解説してみました。外壁が老朽化すると見た目が悪いだけでなく、はがれ落ちるような事故につながる可能性があります。リフォームすれば、雰囲気を変えずに住みやすい家にできるのもメリットでしょう。老朽化が進行する前に、適切なタイミングで外壁リフォームを行ってください。

 

外壁のリフォーム業者をお探しなら、ぜひ一度「有限会社山下サッシトーヨー住器」にご来店ください。建物の老朽化対応の実績がある当店で、お客様の家を快適に変身できるようにお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。